命題3

 

もし直線が、外中比で分けられるならば,より小さい部分とより大きい部分の半分の和の上の正方形はより大きい部分の半分の上の正方形の5倍である。

 

 

点Cにおいて直線ABが外中比で分けられ、そしてACをより大きい部分とする。DにおいてACを二等分する。BD の上の正方形がDCの上の正方形の5倍であるとする。AB の上に正方形の AE 描いて,、そして作図を2回繰り返す。ACがDCの2倍であるから、そのためにACの上の正方形はDCの上に正方形,すなわちRS FGの4倍である。そして、 ABC CEとなるから,CE RS と等しい。けれども RS FG の4倍である。そのために CE は同じく FG の4倍である。そして, AD がDCと等しいので、そのために HK は同じく KF と等しい。それために,正方形 GF は正方形の HL と等しい。そのために GK KCに,すなわち、KL MN と等しい。そのために,MF FE と等しい。けれども MF CGと等しい。そのためにCG が FE と等しい。それぞれに CN を加えてる。そのために gnomon OPQ CE と等しい。けれども CE GF の4倍であると証明された。そのために OPQ が同じく gnomon は正方形 FG 4倍である。そのために gnomon OPQ と正方形の FG の和は FG の5倍である。けれども gnomon OPQ と正方形の FGの和は DN である。そして DN DB の上の正方形、そして GF はDCの上の正方形である。そのために DB の上の正方形はDCの上の正方形の5倍である。もし直線が、外中比で分けられるならば,より小さい部分とより大きい部分の半分の和の上の正方形はより大きい部分の半分の上の正方形の5倍である。

                             証明終了


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